映像学科卒業生の川崎たろうさん、坂内映介さん監督作品「彼方の家族」が2025年3月22日より公開されます
映像学科卒業生の川崎たろう(かわさき・たろう)さん、坂内映介(さかうち・えいすけ)さんが監督した作品「彼方の家族」が2025年3月25日より公開されます。また同作品は今年3月1日より開催された「第19回大阪アジアン映画祭」に招待作品として選出されております。ぜひ足をお運びください。
|あらすじ|
幼い頃に震災で父を亡くした奏多にとって父親は遠い存在であり、残された自分にできることは何なのか、わからないまま過ごしていた。
そんな奏多が転校先の高校で、担任教師の息子・陸と出会う。奏多は陸の明るさに最初は戸惑っていたが、次第に距離が近づいていき、お互いに初めて父親に対する思いを打ち明け合うのだった。
しかしある日奏多が学校にいくとそこには陸がおらず…
|監督コメント|
川崎たろう(監督)
「苦しい気持ちなんて、葬ろうとするのが正解なのか。
日常を根本的に変えられてしまった脚本家の坂内君はなぜこれを今撮ろうと思ったのか。
震災を体験していない東北出身の自分は何を語れるのか。このような混沌とした想いがこの映画を生みました。
奏多、陸と彼らの家族がこれからも居続けられる場所があることを願って。」
坂内映介(監督・製作・脚本)
「震災や事故、様々なきっかけで人との別れは突然訪れてしまいます。その時に僕たちが出来ることは彼らとの思い出を覚えている事だと思います。一緒にご飯を食べた事、遊んだこと、怒られたこと、どんな些細な思い出も僕たちが覚えていれば彼らは心の中で生きていると僕は思います。覚えている事、誰かを想う事は人と人を繋げてくれると尊い行為です。この映画を観た人が誰かを思い出すきっかけになれたら嬉しいです」
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「彼方の家族」
■公開劇場■
新宿K’s cinema 2025年3月22日~
横浜シネマリン 2025年4月5日~
ムービーオンやまがた 2025年4月11日~
鶴岡まちなかキネマ 2025年4月11日~
・・・他
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